おすすめ猫小説6選

読書

こんにちは。ぽてとです。

前回の記事で猫好きと書かせていただきましたが、今回はそんな猫好きぽてとがおすすめする猫小説を紹介させていただきます。

それでは、どうぞ!

夏への扉:ロバート・ハインライン

彼はいつまでたっても、ドアというドアを試せば、必ずそのひとつは夏に通じるという確信を、捨てようとはしないのだ。

夏への扉/ロバート・ハインライン著 福島正実訳

言わずと知れた猫小説。1950年代のハインラインが想像した2000年は、ちょっとヘンテコで面白い。タイムトリップとコールドスリープを題材にしたSFですが、前向きな主人公と夏を探すのを諦めないピートのけなげな姿にほっこりします♪

パンとスープとネコ日和シリーズ:群ようこ

くだらないことを一緒に笑い合える人がいるのは幸せだ。

パンとスープとネコ日和/群ようこ著

大事件が起こるわけでもなく、ほのぼのと愛おしい日々。亡くなった母がやっていた食堂をリニューアルして、店を始めた主人公アキコが作るメニューは<サンドイッチとスープ、サラダ、フルーツ>。ネコとのまったりとした時間、個性的で優しい人々。wowowでテレビドラマ化されています。これがまたいいんです。

三毛猫ホームズシリーズ:赤川次郎

ぽてとが中学時代に夢中で読んだのが「三毛猫ホームズシリーズ」。会話文が多いので読書慣れしていない人でも読み進めやすく、ミステリなので楽しい。現在も新刊が刊行されている人気シリーズで、近年ドラマにもなりましたね。主人公の三毛猫ホームズは、著者の赤川次郎氏が実際に飼っていた三毛猫がモデルなんだそうです。ちょっと頼りない刑事の片山とすましたホームズのコンビで数々の事件を解決していきます。猫なのに紅茶を嗜むところが只者ではない。笑

通い猫アルフィーシリーズ:レイチェル・ウェルズ

愛猫家の著者が描く物語。飼い主の老婦人を亡くし、一人ぼっちになってしまった猫アルフィーは、通い猫として第二の人生(猫生?)を生きようと決意します。様々な問題を抱えながら生活している人間たちに、アルフィーは奇跡をおこします。言葉は通じないけれど、一生懸命に気持ちを表現するアルフィーの姿にほっこり。我が家の猫もアルフィーみたいにじっと人間を観察してるのかも。

ペッパーズ・ゴースト:伊坂幸太郎

よく思うんですが、ニュースはたいがい、嫌な話しか取り上げないんですよ。取り上げることができない、と言ってもいいかもしれません。もちろん良いニュースを流すこともありますが、それは、ニュースとして価値があるくらい、とびぬけて良い話の場合です。ごく普通の、いい話はニュースになりません

ペッパーズ・ゴースト/伊坂幸太郎著

中学の国語教師の壇は、猫を愛する奇妙なコンビ「ネコジゴハンター」が暴れまわる小説を生徒から渡されます。ところが、途中から小説の中の小説と小説の中のリアルが交錯して、不思議な感覚に陥ります。殺し屋、サイコパス、特殊能力、そして登場人物の粋なセリフ。伊坂ワールド全開のエンタメ小説。常識を疑ってみたり、視点を変えて物事を考えてみたりするヒントが隠れていて、読んだ後に前向きになれます。

夜の国のクーパー:伊坂幸太郎

自分たちが当然だと思っていることは、本当に当然なのか?運命だと諦めてきた役割は、本当に変更ができないのものなのか。大雨や防風をやり過ごすように、私たちに降りかかる不幸は、やり過ごすほかないのか。

夜の国のクーパー/伊坂幸太郎著

猫小説伊坂作品2つめ。こちらは猫目線で書かれた部分を持つ小説。ファンタジーとしても楽しめるけれど、きっとこんな小説は誰も読んだことがないでしょう。やや重めの長編小説ですが、絶対に最後まで読んでください。伊坂作品は、どこまで行っても伊坂作品。ぶれません。

終わりに

おすすめ猫小説6選、いかがでしたか?今回紹介した小説以外にもまだまだいろんな猫小説があります。またご紹介できたらいいなと思っています。最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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