【超現実的な速読法を知る】人生を変える速読法「GSR」

読書

こんにちは。ぽてとです。一時期速読に興味を持ち、関連本を読み漁りなんとなくやり方は心得たものの「速読ってムズ…」と遠ざかっていました。今回とあるきっかけでまたやってみようかなと思ったところに飛び込んできたのがこの本でした。今まで読んだ速読法の本の中でもずば抜けて現実的です。それでは、どうぞ!

人生を変える 速読法「GSR」

ジェネラティブスピードリーディング協会の、人生を変える速読法「GSR」

わくわくする表紙です!

GSRとは?

Generative Speed Reeding の頭文字を取ったものです。Generativeとは日本語で「生成」と訳され、「何かが生み出されること」という意味を持ちます。このGenerativeという言葉は、本書の中で最も大切なキーワードで、何度も繰り返し出てきます。

魔法のような速読法はない。GSRは現実的。

「1冊〇分で読める」だとか「映像記憶として覚える」という非現実的な速読法をこの本では否定しています。私もそのような速読法を紹介している本を何冊か読みました。速読のトレーニングとして代表的な、眼球を速く動かしたり視野を広げたりする訓練も、読む速度は速くなるかもしれないけれど、理解度とイコールでないというのです。また、元々読み手側が持っている知識の量、経験、読書への慣れも速読の理解度に影響します。つまり、これらのことを理解せずにいくらトレーニングを積んだところで無意味ということなんですね。

GSR速読法をより効果的にするものは…?

ズバリ、瞑想です!意外でしたか?瞑想は創造性、判断力、幸福度、生産性を高め、ストレスを低減させます。ストレスだらけの脳をリフレッシュさせ、クリアにさせることで、ハイパフォーマンスな状態にできるというわけです。その状態で速読をすれば…わかりますよね?あの有名企業でも「瞑想部屋」なるものが社内に設置されているらしいですよ。

GSRでは潜在意識の活用をする:目的をもって、ポジティブに!

潜在意識では、自分の考えたこと、イメージしたこと、思ったことを自動的に実現させようとする傾向があるそうです。読書に対する苦手意識や、「無理だ」という思い込みではなく、理想的な読書の状態をイメージすることが大切です。また、「目的」を明確に持つことも重要です。その本を何のために読むのか、その本から何を学びたいのかが具体的であれば、失敗してもまたチャレンジする意欲にもつながりますよね。ポジティブな気持ちで、明確な「目的」を持っていること。

GSRで大事なのは読書後の〇〇!だけど…

本を読んで学びを得たとしても、実際の生活に生かさなければ実用性はありません。学びっぱなしにせず、アウトプットしていくことが非常に重要になってきます。

人はインプットをしているときに記憶はしません。感情をリンクさせながら、アウトプットしていくときに記憶していきます。

人生を変える速読法「GSR」より

本について人と会話したり、学んだことを教えたり、私のようにブログを書いたり。アウトプットの方法はいろいろあります。ただ、気を付けなければいけないのは、人には情報を取り入れるときや、発信するときに脳の癖があるということなのだそうです。人生を変える速読法「GSR」では、それぞれのタイプ別診断から読み方のアプローチ法を学べます。

ちなみに私は聴覚優位で、ナレッジタイプでした!

GSRでは具体的にどんな読書法が紹介されているの?

様々な目的や個々のタイプに合わせて、4つの読書スタイルが提案されています。

  • 1冊10分以内で読書「ハイパークイック式GSR」
  • 30分以内で要点を知る読書「ポイントピックアップ式GSR」
  • 感情・感覚を楽しむ「ソマティック式GSR」
  • 2冊の本の内容をひも付ける「リンク式GSR」

具体的な実践方法も紹介されているので、自分に合ったものから速読を始められるので良いですよね。例えば、「ハイパークイック式GSR」でサッと読む本を見極め、さらに知りたいと思ったときに「ポイントアップ式GSR」で速読する方法もあるそうです。これだと、無駄なく時間が使えて、短時間で有益な情報をインプットできそうだなと思います。

どの本からGSR速読を始める?

まずは簡単な本から始めるのがおススメ。速読には知識の量、経験、読書への慣れが影響します。つまり、いくら学びたいからと言っても、難解な専門書を速読することは不可能なのです。物事には順序ってものがありますからね。もし、初めての分野だったり、まだ読書に慣れていないという状態であれば、「文字少なめのベストセラー本」から速読を始めるのがおススメだそうです。私は何か新しいことを学ぶときには、その分野の子ども向けの本から読むのも良いと思っています。背伸びをせずに、理解できるところからチャレンジすることが大切ですね。

GSRの速読で、生活も豊かになる!?

人生を変える速読法「GSR」の、他の速読法との大きな違いはやはり「Generative(生成)」にあると思います。速読するための準備段階として「瞑想」を取り入れたり「ポジティブな気持ち」を意識したりすること。まったく難しいことではありませんが、「速く読む」ということばかりにとらわれすぎると、ついつい理解力が置いてけぼりになってしまったりします。「目的」に合った最適な読書スタイルを選択することで、短い時間で内容を理解することができます。今まで理解するのにかかっていた時間を大幅に削減できることで新しく「時間」が生まれます。その「時間」は大切な人と過ごす時間に使うもよし、何か好きなことをする時間に充てるもよし、自分を磨くための時間にしてしまうのも良い。GSRによって、速読ができるようになるだけではなく、ハイパフォーマンスな状態になり、生活の質も向上するというわけです。これってとても素晴らしいことだと思いませんか?

まとめ

「超現実的!まず読むべき速読本」いかがでしたか?人生を変える速読法という本のタイトル通り、GSRの速読法によって、知識が得られるだけでなく生活の質も向上するということ。それもファンタジックな方法ではなく、現実的な方法で。実は、ジェネラルスピードリーディング協会ではセミナーも開催されているようですが、お値段が張りますので…まずはこの本から読んで実践してみるのも良いのではと思います。最後までお読みいただきありがとうございました♪

ジェネラルスピードリーディング協会HP

タイトルとURLをコピーしました